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JCTは、東京近辺で活動しているコーラスグループです。シンガポール駐在中に歌ったのが縁で、日本に帰国してからも歌い続けています。
2017年6月25日日曜日
梅雨本番
今日の練習は雨模様となりました。九州南部では記録的な降水になっているのに比べると、関東はまだまだオシメリ程度。朝降っていた雨も、練習が終わる頃にはほぼ上がっていました。
家庭菜園で野菜や実のなる木を育てられている関口先生から、今年できたスモモをおすそ分けしていただきました。団員に2つずつ配られたので、よほどたくさん成ったのでしょう。皮は酸っぱいけれど果肉は甘くてジューシーな美味しいスモモでした。
さて、練習会場の近くに「ひぐらし坂」という道があります。江戸時代からの由緒ある坂道... ではなく、平成になってから地元住民からの提案で名前が付けられた道だそうです。
この坂道を登って行くと、道灌山とよばれる小高い丘に出ます。上の写真に写っている突き当たりを左に曲がると坂が急になり、その上が道潅山。太田道灌がここに砦を築いたことから、その名がつけられたそうです。太田道灌といえば江戸城を築いた人、と覚えていましたが、道潅は室町時代の人なんですね。家康が入る100年も前に初代江戸城が建てられていたとは知りませんでした。
道潅は築城の名手だそうですが、この砦とした道潅山の場所を見てみましょう。国土地理院の地図を拝借しました。アナグリフという手法で高低差を判りやすくすることができます。ブラタモリでもお馴染ですね。
道灌山は、台地の北縁のところにあたります。断崖の高いところに砦を構えて、荒川流域の低地を見下ろしていた、と考えると、築城の名手と言われることの合点が行きます。ブラタモリの名古屋の回で、名古屋城が同じような場所に建てられていましたからね。
...なんてこと書いてみましたが、実は私、まだこの坂道を登ったことはありません。今度晴れた日の練習があれば、登ってみましょうかね。
(ベース kake)
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