サブタイトル

JCTは、東京近辺で活動しているコーラスグループです。シンガポール駐在中に歌ったのが縁で、日本に帰国してからも歌い続けています。

2016年11月15日火曜日

ベートーヴェンも 友だちさ

今回取り組んできた中で私が気に入っているのは「きみ歌えよ」という曲です。ひらがなで書かれた”きみ”に語りかける詩は谷川俊太郎のもの。これを何度も呼びかけるようなリフレイン形式にしたのは、信長貴富の作曲・アレンジです。カフェで流れるポップスのような明るいメロディなので、歌っていて気持ちよくなる1曲です。



ですが、語りかけている”きみ”は、何かを抱えてちょっとふさぎこんでいるようです。楽しそうなメロディで、 一人っきりになっている"きみ"に新しい世界が見えるよう、背中をさすってあげているのでしょう。『ベートーヴェンも 友だちさ』という歌詞は、自分ひとりだけのように思えてもきっと友だちができるよ、と言っているのでしょう。


今年も子供を巻き込んだ悲しいニュースをいくつも目にしました。私には何もできませんが、ちょっと見渡せば別の世界があるよ、ということを伝えられたらと思います。



そうそう、私たちのジョイントコンサートはシンガポールでの開催です。飛行機で7時間の別世界に出かけるために、これから荷造りしなくては。
(ベース kake)

2016年11月12日土曜日

本番前最後の練習


本番を来週に控え、最後の練習を実施しました。仕上げの練習は、音楽ホール型の研修ルームがある台場区民センターで行いました。ステージに並んで、本番と同じように通しで歌う”ゲネプロ”です。客席が空っぽなのも味気ないので、普段お世話になっている方にも声掛けして、日本での最後の演奏を聴いていただきました。

ジョイントコンサートでは、シンガポール在住の男声・女声コーラス、そして日本語を学ぶ星日文化協会のコーラスグループと合同でステージに乗ります。JCTのメンバーの中にも、普段はマレーシアにお住まいで向こうで独自練習を重ねているかたも居ます。本番さながらのゲネプロといいながら、ぶっつけ本番の要素をかなり残した状態での仕上げとなりました。

まぁ、”本番に強い”と自負しているJCTなので、来週は楽しく歌っていることでしょう。

会場を出たら、すっかり夕暮れ空になっていました。




メンバーのなかには、週の半ばからシンガポール入りする方もいます。みなさん久しぶりの渡星を楽しみにしているようです。
 (ベース kake)

2016年10月24日月曜日

本番までの追い込み

いよいよ本番まで1ヶ月を切りました。JCTステージは暗譜で乗るぞ、という当初の決意に変わりはなく練習を続けています。

先週の練習では、1回目は譜面を見てもいいけれど、という但し書きをつけてましたが、2回目は団員全員、本当に譜面を閉じて通しで歌いました。ちょっと普段使わないような文語的な歌詞も出てくるので、日本語なのに覚えるのは容易ではありません。歌詞に描かれた情景を思い浮かべ、1番、2番... の歌詞が入れ替わらないようにストーリーをつけて覚えています。それでも、いざ声に出すと覚えたことがどこへやら。アタマが真っ白になってしまうのです。そういう箇所にかぎって、同じパートの皆さん真っ白になっているのでしょう。出だしの声がスポっと抜けてしまうのです。本番でこういうことにならないよう、しっかり定着させなくてはなりません。



 関口先生から配られたのは、穴埋めの歌詞カード。やはり学校の先生ですね。だいぶ前に配られてていたのに、不良学生(?)の私は今頃取り出して来た次第。いや、私なぞ試験に向けて最後の1週間に勝負をかけて乗り越えてきたクセがいまだに抜けないのです。

 そして、会社に向かう通勤電車で見ているのは、こちら。

ちょっと下ごしらえが必要ですが、曲の進行に合わせて歌詞がスクロールして行くように設定できるのです。ウォークマンならではの機能です。

これで歌詞をアタマに叩き込むんだ!

(ベース;kake)

2016年10月10日月曜日

ポスター、チラシができあがりました

ジョイントコンサートに向けた準備を進めています。10月8日の練習では、出来上がったポスターとチラシのお披露目となりました。いよいよ本番が近づいているのだな、と実感させられます。


シンガポールでの演奏会なので、東京ではポスターを見ていただく機会がないのですが、ちょっと紹介しておきましょう。ジョイントコンサートのポスターは、今回も我らが団長の作品を使っています。JCTの中では時に”画伯"と呼ばれる団長ですが、つい先日もご自身の5回目の油絵の個展を開かれたくらいの方です。個展でも展示されていたシンガポールの風景が、今回のポスターになりました。

Joint Concert 2016 Poster

今回のJoint Concert はチケット(入場整理券)制になりました。シンガポール側のスタッフに配布をお願いすると共に、団員からも順次配っていく予定でいます。
(ベース kake)

2016年6月20日月曜日

JSA年次総会 ミニコンサート

まだまだ梅雨は続きますが、真夏の暑さになった6月18日にミニコンサートを開催しました。日本シンガポール協会(JSA)の年次総会が開かれ、総会後の懇親会を協会コーラス部であるJCTの歌で始めたのです。朝から温度が上がったので、早く乾杯して喉を潤したい方もおられたことでしょう。ちょっとお堅い会議や講演続きだったので、リラックスしていただけたかと思います。

JSAは「日本とシンガポール共和国との経済、文化等の諸分野における交流及び協力を推進する」との趣旨で設立されており、私たちJCTがシンガポールで行うジョイントコンサートも、文化交流の一環となります。日本との国交樹立50年の節目の年に相応しく、総会は、内容充実の計画が話し合われたものと思います。総会にゲスト参加されていた若い方に聞いたところ、シンガポールでビジネスを始めるための情報交換に参加され、実りある時間だったと話してくれました。


総会が行われたのは、赤坂区民センター。


今回は使いませんでしたが、たいへん立派なコンサートホールが併設されています。ぜひ、いつかはホールの方で歌ってみたいものです。

(ベース kake)


2016年6月14日火曜日

夏の星座

梅雨に入って雨は少ないものの、どんよりした空を見ることが多くなりました。曇った夜空の向こう側では、夏の星座が昇ってくるようになっています。中でも、明るい惑星も入ってにぎやかなのが「さそり座」。真っ赤な1等星アンタレスをはさんで、土星と火星がランデブーしています。火星は地球との距離によって明るさ(見た目の大きさも)が変わりますが、5月末に地球にもっとも近づいたところでこの数年の中では今が見やすい状態になっています。


空が曇っているので、パソコンの星空案内ソフトで見てみることにしましょう。
(iPadのSTAR WALKというアプリの画像を拝借しました)



夜11時の南の夜空です。暗くて見にくいですが、画像の一番下あたりが水平線になります。

あれ、ちょっと様子が違いますね。

これはシンガポールで見られる夜空なのです。日本でさそり座といえば、南の空、目の高さあたりをほぼ横倒しの姿で出てきますが、シンガポールでは直立した状態で登り天頂を通っていくのです。そして、もっと南側の星座が見えてきています。この画像にも、南十字星が見えています。この時期のシンガポールでは十字架らしい位置になっています。



火星とランデブーしている土星に目を移して... 大きく話題を変えましょう。

土星の衛星”ミマス”の名前で活動されている、アクアマリンのミマスさんが、音楽之友社のWebサイトでご自身の音楽についての連載記事を書かれています。タイトルは『君も星だよ〜合唱曲《COSMOS》に込めたメッセージ〜』。 私たちが前回のシンガポールジョイントコンサートで歌った『COSMOS』について、音楽家として、そして天文ファンとして語っています。私もこの歌をうたいながら、天文学的にも味のある歌詞だと感じたことを思い出します。


(ベース kake)

2016年6月6日月曜日

日本・シンガポール国交樹立 50 周年記念行事に選定

11月に開催する私たちのジョイントコンサートが、日本・シンガポール国交樹立 50 周年記念行事に選定されました。昨年の建国50周年に続いて、今年は「SJ50」の年。日本とシンガポールを繋ぐいろいろな企画が出てきています。その50周年記念行事の1つとして、外務省から認定された、という訳なのです。


選定されたことで、なにがどうなる...というような効果はまだ分かりませんが、パンフレット等にロゴを使わせてもらえるようです。まぁ、それはともかく、私たちがやることは、「SJ50」にふさわしいイベントになるよう、イベントの構成と、なにより合唱のクオリティを上げていくことだけです。

6月最初の練習をやりました。今月18日にミニコンサートを予定しているので、前半は演奏曲を中心に練習。今回はパートの並びを変えて、男声がステージ右側にくるようにしました。人数が少ないこともあって、これまで女性に囲まれるようにならんでいたテナー、ベースパートですが、演奏曲に合わせた変更です。外声のベースは女声に負けないように頑張らなくてはなりません。


あ、SJ50絡みで、こんなイベントを見つけました。

成城石井のお総菜にシンガポールフードがいくつかあるのですが、添付された応募券15枚で、シンガポール往復のエアチケットが当たるというのです。シンガポールフードは「チキンライス」「プロウンミー」「ラクサ」「クェイ・テォ」など、シンガポールで暮らしたものにとっては、どれも懐かしい味です。丁度勤務先の近くに成城石井の店舗があるので、今月のランチはシンガポールフード三昧かな。


おぉ、「シンガポールへGO!コース」の要件をみると『出発時期は2016年10月~11月に限らせていただきます。』となっています。これは、ジョイントコンサートに行くのにもピッタリですね。詳しくは、下記をごらんください。

http://www.seijoishii.co.jp/whatsnew/sale/desc/196

(ベース kake)

2016年5月22日日曜日

本番まで6ヶ月となりました

今年のシンガポールでのジョイントコンサートは11月19日(土)です。数えてみたら、丁度これから6ヶ月後。私たちJCTの演奏曲目は確定していますが、他にシンガポール側のコーラスグループと合同で演奏する曲目もほぼ決まりました。2年前の時より参加グループが増える見込みで、曲のバラエティが広がりそうです。

とは言っても、私たちJCTのレパートリーをしっかり身に付けるのが先。4月から新しく入ってきた強力なメンバーも増えて、練習に取り組んでいます。まだ団長からの明確な指示はありませんが、全曲暗譜してステージに臨めるよう心積もりしています。



6ヶ月後のコンサートに向けて、旅行の準備も本格化してきました。ホテルを探したり、飛行機の切符をとったり。年々物価上昇が著しいシンガポールでは、ホテル代もどんどん上がって行きます。前回のジョイントで使ったホテルは今回は見送り、もう少しリーズナブルなホテルを利用することになりました。

飛行機の方は、4月以降日本の航空会社も燃油サーチャージを無料にしたので、購入時期に頭を悩ませる必要はなさそうです。早めに予約確定させれば、基本的には安くあげられるということになるでしょう。アジアではすでにLCCが一般化しており、日本への乗り入れも進んでいますので、様々な選択肢から選べるようになりました。


飛行機の予約をしようと思って、パスポートを見たらなんと有効期限が切れそうです。シンガポールの場合は6ヶ月+滞在日数の残存期間が必要です。残存期間が足りないと入国させてもらえないので、注意が必要ですね。半年先の旅行時に6ヶ月の残存。つまり、2017年5月末あたりまで使えるパスポートでないとダメです。気付いておいてよかった〜。




早速、パスポートを継続切替しました。近々パスポートのデザインが変わるというニュースを見ました。ページごとに冨嶽三十六景が描かれるそうです。ですが、それまで待ってはいられないので、まっさらなパスポートを受け取って来ました。今回は自分でプリントした写真が刷り込まれました。これからどんな国のスタンプが押されるのでしょうか。

(ベース kake)

2016年3月27日日曜日

本格的な練習に入りました

春分が過ぎて、11月のシンガポールでのジョイントコンサートに向けた活動が本格化してきました。3月27日にJCT役員会を開催し、ジョイントコンサートの準備・計画に着手したのです。

早々と飛行機を予約する人や、ホテルの部屋決めに頭を悩ませている人も。最近の原油安を受けて、4月の航空運賃改定後にさらに安くなるか。それとも3月中に発券した方がいいか。



暖冬と言われていましたが、桜が咲き出したのはほぼ例年通りでしょうか。実は暖冬だと、桜の目覚めが悪くなるそうで、開花が遅くなってしまうそうです。さらに咲き出してから急に気温が低くなった今年の桜シーズン。私たちが練習に使わせていただいている浴風園の桜が見ごろになっていました。




(ベース kake)

2016年3月5日土曜日

ファミリーコンサートのビデオ完成

昨年末に開催したファミリーコンサートのビデオが完成しました。

2時間4ステージのコンサートの模様を収録したビデオ。DVD1枚には納まりきらず、2枚組みになりました。今回は、高画質のBlu-rayディスク版もあります。コンサートの模様のほか、2015年のJCTの活動をふり返るビデオクリップと、団員ひとり一人のファミリーコンサートへの思いを集めたビデオメッセージを入れました。



ディスクの盤面には、コンサートで歌った曲をイメージした画像を配してみました。DVDはクリスマスツリーと、愛唱曲で歌った「花は咲く」のイメージ。コンサートのステージに実際に飾ったツリーのオーナメントをディスクにしました。そしてBlu-rayディスクは、紺碧のソレントの海の写真を使っています。これも愛唱曲のイタリア民謡「帰れソレント」の歌詞に登場する光景です。
(ベース kake)